2015年11月10日火曜日

google apps script のライブラリを取り込んで利用する

今回はgoogle apps script でライブラリをつくる方法をご紹介します。

何がいいか?

  • 公開されている便利なライブラリを利用して効率よくプログラムできる
  • 自分で共通ライブラリを作って、読み込んで使うことで保守性が上がる

ライブラリを読み込む

  • 「リソース」タブの「ライブラリ」を選択する
  • プロジェクトキーを入力する
  • バージョンを指定する
  • 保存する




スクリプト内で利用する

「識別子」として指定した文字列で読み込んだライブラリを使うことができます
ex) var GetStockDataObj = GetStockData.factory({hoge: 'fuga'});



2015年11月6日金曜日

google apps script ライブラリの作り方と公開方法

今回はgoogle apps script でライブラリをつくる方法をご紹介します。

何がいいか?


  • 異なるファイルなどで作った関数やクラスを違うスクリプトから使うことができる
  • 便利関数など共通化しておける
  • 作ったプログラムを外部に公開できるので世界中で使ってもらえる(大げさ)
自分でもライブラリを一つ公開しました
=> google apps script 向け株式情報取得ライブラリ

ライブラリをつくる

バージョンを登録する


  • 「班を管理」を選ぶ
  • バージョンのタイトルを入力して「新しいバージョンを保存」を押す



プロジェクトキーを取得する


  • プロジェクトのプロパティを選ぶ
  • プロジェクトキーの項目の英数字をメモ帳などに保存しておく




権限設定を変える


閲覧権限以上がないとスクリプトを実行できないですので権限設定を変えます
「共有ボタン」を押す
権限を閲覧可に変更する(今回は一般公開なので誰でも閲覧可にしました限定して公開する場合は特定のアドレスだけに共有するようにしてください)










2015年11月2日月曜日

スプレッドシートで株価管理するための google apps script 向け株式情報取得ライブラリ

はじめに


自分が株価取得用に作ったgoogle apps scriptのスクリプトをライブラリ化したので紹介します。
これを定期実行の関数から呼び出して、株価の管理をしています。

できること

  • 株式が存在するか
  • 現在の株価の取得
  • 社名の取得
  • 単元株式の取得
  • 予想配当の取得
==> サイトにある情報ならmatch使って拡張すれば良いので今後は出来高なども取れるようにする予定

github


https://github.com/uenoryoichi/googleAppsScript/blob/master/getStockData/GetStockData.gas

使い方

  1. ライブラリを読み込む
  2. codeを引数に渡してfactoryでオブジェクトを作成してください

技術的なこと -- プロトタイピングでの記述 --

jsでちょっとしたライブラリつくる時に使われているプロトタイプを使う機会が無かったので今回のライブラリ化に際して使ってみました。

良かった面

  • 共通で使う初期値などを予めsetして、それに沿ったオブジェクトを返してくれるので、単純に関数群としてのライブラリと異なり、分離した時に引数の受け渡しを都度都度しなくて良くなった。
  • 特にurlFetch部分の呼び出しがオブジェクト生成時のみになったので、かなり高速化して、GASの起動時間による制限でできなかったことができるようになった。
  • ライブラリ内のメソッドを継承したり追加したりできるので特殊な対応が必要な時にも柔軟に対応できる

まだまだな点

yahoo依存で頑張ってmatch関数によってデータを取得しているので、まだ不完全

  • 上場廃止のものはページが存在しているので取得できてしまう
  • 取得できるものがまだ限られている
  • 今まで作ってきた他のスクリプトとの相性上、今回は一つ一つの値を返すようにしたが、連想配列を一括で返すほうが、ライブラリとしては良いのではないかと作ってて思った

2015年9月30日水曜日

CSVダウンロード => googleドライブ保存を定期化する際に気をつけること


こちらの記事の続報です。
CSVをダウンロードしてGoogle Drive に保存する処理をGoogle Apps Script で作ってみた

google apps script は定期的な実行を簡単に行うことができます。

前回作ったスクリプトも毎日実行しておけば自動的にcsvが特定のフォルダに保存されて、データ収集が自動化できます。ここでいくつか失敗したことがあったので、その対処として入れた処理を紹介します。



同じファイルがあったら処理を終わらせる。

ソースコード

  var folderId = '1234567890';
  var file = DriveApp.getFolderById(folderId).getFilesByName(date + '.csv');
  if (file.hasNext()) return;

ileIterator::hasNext()

getFilesByNameがFileIteratorクラスで値を返してきます。
hasNext()でファイルがあれば、既にダウンロード済みなので処理は終了させてます。


CSVが存在しなくてリダイレクトされちゃったら処理を終わらせる

ソースコード


  if(response.getBlob().getContentType()=='text/html') return;

2015年9月28日月曜日

CSVをダウンロードしてGoogle Drive に保存する処理をGoogle Apps Script で作ってみた

googleドライブに貯めておきたいデータをダウンロードするのに、google apps script(GAS)使うと親和性高いから楽かも!と思い作成しました。

今回は株価のCSVを提供しているサイトからCSVをダウンロードしてそのままドライブに保存するまでです。

ソースコード


function getCsvSample() { 
  var folderId = '1234567890';
  var destfolder = DriveApp.getFolderById(folderId);
  var date = "2015-09-25";
  var response = UrlFetchApp.fetch("http://k-db.com/?p=all&download=csv&date=" + date);
  destfolder.createFile(date + '.csv', response.getContentText('Shift_JIS'));
}

変数、クラス、関数の説明


folderId

フォルダを特定するIDです。該当フォルダのURLをコピって来てください
https://drive.google.com/drive/**/**/folders/{ココに記述してある文字列}

DriveApp

googleドライブのファイルやフォルダを操作するクラスです。

UrlFetchApp

よく使うやつ、スクレイピングでお世話になっています。外部サイトへアクセスするときに使います。

getContentText()

今回はここで苦労しました。日本語が文字化けしてしまっている場合は保存や操作をする前に文字コード指定しないといけないです

2015年6月27日土曜日

Google Apps Script 自動で曜日ごとに色を付ける



定期的にデータを貯めこんでいるシートの日付部分をわかりやすくするために
曜日ごとに色を付けられるスクリプトを作りました。

集計メソッドの最後くらいで読んでおけばOK


// 曜日で色を付ける
function setColorWeekend(){

  var range = sheet.getRange("A2:A5");
  var cols = range.getNumColumns();
  var rows = range.getNumRows();
  for (var i = 1; i <= rows; i++) {
    for (var j = 1; j <= cols; j++) {
      var cell = range.getCell(i, j);
      var w = cell.getValue();
      // 0が日曜日/背景を赤に
      if ((w % 7) == 0) {
        cell.setBackground("#FF0000");
      // 6が土曜日/背景を青に
      } else if ((w % 7) == 6) {
        cell.setBackground("#4169E1");
      } else { 
        cell.setBackground("#FFFFFF");
      }
    }
  }
}


2015年6月14日日曜日

GAイベントタグが発行されているか確認する方法

GAのリアルタイムで見る方法もあるけれど、自分のIPからのアクセスは除外していると

検証ができないので確認方法

GAの要素を検証

  

ネットワークタブを開く



Control+Fで__utmを検索

ロードでGA発行している場合は、画面表示後に行えばOK
クリックアクションの時は、ボタンをクリックした時に発行されるのでクリック後に見る

対象のアクションが記載されているURLが存在するかを確認する

例) 0008_expert_message

情報漏えい対策!evernoteの記述にパスワードをかけてセキュアに使う

evernoteを少しでもセキュアに使うための工夫
  • 一番安全なのは「社内のサーバーにおいておく」だけど社外で作業する時や緊急対応ができない。
  • ローカルにパスワード付きで保存しておくのも検索性が悪いしパソコンなくした時のリスク考えたらクラウド上とトントン

目次

  • パスワードを設定する
    • テキスト範囲を指定する
    • 右クリックして「選択したテキスト範囲を暗号化」を選択
    • パスフレーズ入力
    • 選択範囲が秘匿された状態になる
  • パスワードをかけて隠したものを閲覧する
    • パスワードかけた部分で右クリックして「暗号化されたテキストを表示」を選択
    • パスワード入力
    • 表示される

パスワードを設定する

テキスト範囲を指定する



右クリックして「選択したテキスト範囲を暗号化」を選択



パスフレーズ入力



選択範囲が秘匿された状態になる








パスワードをかけて隠したものを閲覧する

パスワードかけた部分で右クリックして「暗号化されたテキストを表示」を選択


パスワード入力


表示される

2015年4月19日日曜日

CentOS7.0でgitをソースからインストールする

前提

CentOS7.0を最小構成でインストール済み
gitの最新版はこちらの左カラムで確認

基本的な流れ

  1. 必要なパッケージをインストール
  2. ソースをダウンロード
  3. インストール

$ sudo yum install curl-devel expat-devel gettext-devel \  openssl-devel zlib-devel
$sudo yum install wget

$cd /usr/local/src
$sudo wget https://git-core.googlecode.com/files/git-1.9.0.tar.gz

2015年4月14日火曜日

php短縮タグが使えない!

いつもphpのタグを <?  ?> で書いているのですが、
CakePHP3.0を試すために先日新しく環境を建てた際に <?php   ?> でしか動かなかったのでメモ

調べてみたら簡単なのですが、php.iniで設定が必要みたいです

$ php -i | grep php.ini

short_open_tag の値をオンにする
$ sudo vi /etc/php.ini
;short_open_tag = Off
short_open_tag = On
参考:PHPマニュアル
http://php.net/manual/ja/ini.core.php

2015年1月18日日曜日

iCLUSTAサーバーでWordPressを導入する

iCLUSTAでWordPressを導入する

iCLUSTAにはページ上からWordPressを導入するツールがあるみたいですが、ローカルで試してからアップロードしたりしたい。よくわからないものは使いたくない!みたいな理由から手動で導入しました。

手順まとめ

mysqlを使えるようにする
標準ではDBサーバー使用できないので、
アカウントマネージャーでデータベースを申し込む(無料です)

WordPressをインストール
ダウンロードと設定ファイルの変更が必要です

1、MySQLを使用可能にする

  • そのままでは使えません
  • GMOクラウドのアカウントマネージャーに行く
  • 右上にあるログイン画面からログインする
  • 各種手続き=>サービスに関する手続き=>オプション申込み=>契約してるプランを選択
  • 追加項目の「無料データベース(MySQL)」を選択=>次へ
  • この後、案内にしたがって進むと申し込みができる。

注意点

  • 一度に一つのデータベースしか申し込めないので、複数個作る時には上の操作を何回か行う必要がある
  • 申し込みから開設まで1日くらい時間がかかる
この手順はphppMyAdminの導入手順と同じです


WordPressをインストール


  • WordPressをダウンロード
  • http://ja.wordpress.org/  公式ページ右側にあるダウンロードリンクからダウンロードします。






  • WordPressをサーバーにアップ
  • ダウンロードしたファイルを解凍してフォルダ名を変更
  • 最後に解凍してFileZillaなどを使ってphpmyadminフォルダをサーバーの直下に配置

設定ファイルの記述を変更


  • mysqlを使うために設定ファイルを変更
  • 解凍したフォルダ直下にwp-config.phpを作成   ※解凍フォルダ直下にwp-config-sample.phpがあるのでコピーする
  • wp-config.php内の記述を変更


// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');


この○行目の記述を変更します
PlanManager ➔ ユーティリティ ➔ データベース設定から情報を確認して下さい
PlanManager : https://www.iclusta.com/util/db/


/** WordPress のためのデータベース名 */
//データベース名を入力
define('DB_NAME', 'ABCdef123');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
//データベース名を入力
define('DB_USER', 'ABCdef123');

/** MySQL データベースのパスワード */
//編集で設定できます
define('DB_PASSWORD', 'password');

/** MySQL のホスト名 */
//データベースサーバー名:ポート番号の順でつなげる
define('DB_HOST', 'mysql123.in.shared-server.net:12345');     


設定ファイルをサーバーにアップする


これで設定完了です。
www//********.***/フォルダの名前/admin にアクセスすれば管理画面が出てきます。
あとはWordPressの設定手順にしたがってユーザー情報などを登録して使えるようになります